Go言語をVSCodeで開発する環境をインストールする

先生

今日は、Go 言語を Visual Studio Code で開発する環境をインストールするまでの手順をやってみよう。

生徒

Go 言語も Visual Studio Code も使ってことがないので、分かるようにお願いします!

Go言語とVisual Studio Codeの開発環境をセットアップする

以下のセットアップ手順は、下記の環境にて動作確認した内容になります。

  • macOS Catalina 10.15.5

Goのインストール

下記リンクより、Go のインストーラーをダウンロードし、それを実行してインストールします。

Goのインストール

インストールしたら、ターミナルを起動して下記のように go コマンドを実行すると、バージョン情報が確認できます。

$ go version
go version go1.15.2 darwin/amd64

GOPATH の設定用として、ホームディレクトリ下に go ディレクトリを作成しておきます。

$ mkdir ~/go

下記の行を ~/.bash_profile に追記して、GOPATH の環境変数を設定します。

export GOPATH=$HOME/go
export PATH=$GOPATH/bin:$PATH 

以上で、Go のインストール準備は完了です。

GOPATH は Go での開発を行う上でのワークスペースとなる場所を指し、外部パッケージがインストールされるディレクトリ等として使われます。一番始めに設定しておく必要があります。

Visual Code Studioのインストール

下記リンクより、Visual Studio Code(以下、VSCode)のインストーラーをダウンロードし、それを実行してインストールします。

VSCodeのインストール

インストール後、VSCode を起動します。

VSCode の拡張機能を開き(Cmd+Shift+X)、Go を検索してインストールします。

Go extension

コマンドパレットを開き(Cmd+Shift+P)、 Go: Install/Update Tools を入力します。

Go extensions

表示された Go 依存パッケージを全てチェックし、OK をクリックしてインストールします。

Go extensions

以上で、VSCode のインストール準備は完了です。

最初のコードを書いてみる

VSCode 上でhello.go というファイルを作成し、次のようなコードを書きます。

package main

import "fmt"

func main() {
    fmt.Println("Hello, world!")
}

なお、コード入力時に Go 構文を自動補完する機能や、ファイル保存時の自動フォーマッティングがデフォルトで有効になっています。

auto-completion
自動補完されている様子

VSCode のターミナルを開き(Ctrl+`)、次のコマンドで hello.go ファイルを実行します。

$ go run hello.go 
Hello, world!

うまく実行されました👍

参考URL